結合相手ごとの働きを調べる
ひとつのタンパク質が、複数の相手と結合して働くときに。ノックアウトでは切り分けにくい、特定の相互作用の役割を調べる手段として、バインダーを設計します。
CUSTOM PROTEIN DESIGN
タンパク質同士の相互作用を阻害し、その働きを調べるために。FoldArcは標的の結合部位に合わせてバインダーを設計し、実験に使う配列と計算評価をお届けします。
標的や結合部位が決まる前から、ご検討いただけます。

EXPLORE PROTEIN INTERACTIONS
バインダーは、標的の表面に結合する小さなタンパク質です。
結合相手との界面を狙って設計し、特定の相互作用を阻害するために使うことを目指します。
ひとつのタンパク質が、複数の相手と結合して働くときに。ノックアウトでは切り分けにくい、特定の相互作用の役割を調べる手段として、バインダーを設計します。
既存の阻害剤では調べにくい相互作用にも。標的の構造と結合相手の情報をもとに、阻害を目指す部位を検討し、実験で試す候補を絞り込みます。
標的と実験の目的から
研究の目的や実験系を伺い、狙う結合部位を一緒に考えます。FoldArcが標準でお届けするのは、設計した配列と計算評価。お客様の実験で、標的への結合と、相互作用・機能への影響を確認いただきます。
OUR DESIGN METHOD
構造を生成するだけで終わらせず、
配列の最適化と複数モデルでの評価を重ね、
実験で試す候補を絞り込みます。
標的の構造と研究の目的から、狙う表面を検討。複数の生成モデルを使い、約1万本を目安に候補を設計します。
独自手法「ArcRefine」で構造予測の情報を引き継ぎ、元の結合配置を保ちながら配列を更新します。
結合様式や予測信頼度を、複数の構造予測モデルで確認。用途に合う候補を選び、配列と評価結果をお届けします。
EXPERIMENTAL EVIDENCE
PD-L1とTNFαを対象に、未最適化群・最適化群から各10配列、計40配列を評価。Adaptyv BioによるBLI測定で、標的への結合を確認しました。
研究紹介を読む結合を確認した候補数 / 提出した候補数
各群は独立に候補を選んだ設計工程全体の比較です。結合を確認した結果であり、細胞での阻害効果や新しい標的での成功率を示すものではありません。
ArcRefine improves de novo binder designs while preserving binding modes
Ken Osumi · Preprint(未査読) · DOI: 10.5281/zenodo.23115832WHAT YOU RECEIVE
標的と用途に合わせて選んだ候補を、
研究室で使える電子データとしてお届けします。
標準プランの目安です。配列数・提供範囲はご相談に応じて決めます。
タグや融合ドメイン、対象種など、使う条件を相談して設計します。
予測した結合配置や評価指標を、実験候補の判断材料としてお届けします。
遺伝子合成・プラスミド納品、タンパク質作製や結合測定の外部委託は、別途範囲と費用をご案内します。
HOW WE WORK
最初から大規模な設計を発注する必要はありません。
テスト設計の結果と見積りをご覧いただいてから、お決めいただけます。
無償 · 約1週間
標的と調べたい働き、使う実験系を伺い、狙う部位と計算上の見込みを確認します。
結果を見てご判断
テスト設計の結果、納品内容と費用をご案内。ご納得いただいた場合に発注へ進みます。
発注後 · 約2週間
候補の生成・最適化・選別を行い、配列と計算評価を納品。実験結果に応じた再設計もご相談いただけます。
期間は目安です。遺伝子合成や外部測定を含む場合は別途ご案内します。納品後の発現・結合・機能は、お客様の実験で確認いただきます。
USING YOUR DESIGNS
配列を受け取った後の、代表的な使い方です。
遺伝子導入やタンパク質の作製・精製は、
お客様の研究室や委託先で行います。
バインダーをコードする遺伝子を導入して使います。プロモーターで発現の条件を選び、タグで発現や局在を確認できます。
作製・精製したバインダーを添加し、濃度を変えて結合や作用を評価します。
バインダーは約100アミノ酸、10–20 kDaを目安に設計します。遺伝子合成・プラスミド納品や作製・測定の手配を含める場合は、別途範囲と費用をご相談します。
OTHER APPLICATIONS
相互作用の阻害に加えて、次の用途に向けたバインダー設計もご相談いただけます。
標的の存在や局在を調べるために。検出したい部位やタグ、実験系に合わせて、標的に結合するプローブを設計します。
構造解析したい状態の安定化や、粒子の位置・向きを捉える目印を目指して。標的の構造と観察したい状態から、結合部位を検討します。
検出性能や安定化の効果は、用途に応じた実験で評価します。
QUESTIONS
はい。標的と、調べたい働き・既知の結合相手からご相談いただけます。利用できる構造情報や構造予測をもとに、設計する部位と計算上の見込みを検討します。
お客様の標的と目的に合わせて、新しくバインダーを設計する受託サービスです。まずテスト設計で計算上の見込みを確かめ、その結果と見積りをご覧いただいてから、本設計に進むかをご判断いただけます。
標準の納品物は、設計した配列と計算評価です。発現・結合・目的の機能は、お客様の実験で確認いただきます。計算評価は実験での結合や機能を保証するものではありません。タンパク質作製や結合測定の外部委託を含める場合は、別途範囲をご相談します。
アミノ酸配列またはDNA配列と、設計ごとの計算評価を電子データでお届けします。遺伝子合成・プラスミドでの納品にも対応します。タグや融合ドメイン、ヒト・マウスなどの対象種も、設計時にご相談ください。
テスト設計の結果をご案内する際に、条件・提供範囲と見積りをお伝えします。標的のサイズや狙う部位、必要な選択性、納品形態によって費用は変わります。テスト設計は無償で、その後の発注は必須ではありません。
SERVICE GUIDE
バインダーの使い方から、実験で確認した結果、
ご依頼の流れまでをまとめました。
フォーム送信後、その場でPDFをダウンロードできます。